研修報告:包括なんでも勉強会 ( 第1回 / H24.6.15 )

包括なんでも勉強会 ( 第1回 / 24.6.15 )

最近なにかと話題で関わりも多い、地域包括支援センターこと、「包括」って、知っているようで、意外と知らないその役割や仕事の内容・・・・・ それならば、改めて「包括」を知り、「包括」とうまくお付き合いする術を知るべく参加してみました。

第1回のテーマは、“地域との関わり方”でした。参加者は13人で、最初に座長の“松澤ミサホ”さんから、6年間に及ぶ基幹型の地域包括支援センターでの仕事の中で培った、地域と関わる術を、具体的な事例を交えながら、またポイントよく説明がありました。

要点としては、① 紹介ルートを確保する。(お墨付きをもらってスムーズな関係をスタート)② できることとできないことの明確化する。(わからないところに要望や相談はこない。)③ 地域の行事やイベントに参加する。(顔の見える関係)④ 守秘義務を守りながら経過報告を忘れない。(地域の自負を尊重する。)⑤ 透明化(地域は私たちの言動を見ている。)⑥ 個々のケースで地域とのつながりやかかわりを求めるアクション(情報収集などで地域を巻き込み、逆に制度の中へ取り込んで地域から孤立させない。) こんな感じでしたか? とてもとても上手には説明できませんが、それでも実体験に基づく心のこもったお話だったので、自分なりにはすごく分かりやすかった、という印象でした。

( 報告 : 大阪北支部 穐山義照 )

5回シリーズの『 包括なんでも勉強会 ( 偶数月の第3金曜日に予定 ) 』、次回のテーマはずばり「地域ケア会議」です。平成24年 8月17日(金)午後7時スタートで、ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター)にて開催いたします。

今回同様に堅苦しい研修会というよりは参加型の勉強会です。包括の仕事の内容やその関わり方など、とにかく興味のある方は、是非、一度参加してみて下さい!

 

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