去る3月22日に高槻市立総合市民交流センターにおいて、三島支部全体会議と、三浦俊一氏の講演会を実施しました。
全体会議は、初めての参加の会員も含め18名のご参加があり、議事に対してすべて、承認されました。
講演会の内容としては、「新たなる生活困窮者支援に向けて~その背景と課題を考える」というテーマで、NPO法人ライフサポート路木の相談員である三浦俊一氏をお迎えし、西成や、尼崎での活動を通して、日頃考えられている事、4月より施行される生活困窮者自立支援法の内容や、問題点などについて、実践経験に基づいたお話をしていただきました。市民を含め35名の参加者があり、皆さん熱心に聞いておられました。
三浦氏の言われた、貧困は、社会のしくみの中から作られるという見方、そのしくみを変えていくのは、社会福祉士などの専門職の仕事だと。社会常識で正しいと思っていても、そこに当てはまらない人々が多くおられる現実、そこを見ないと、ほんとうの対策は出来ない。「生活困窮者支援法」は、マネージメントをする人がいないと運営して行きにくい面があり、社会福祉士などの専門職の役割が大切とのこと。行政だのみ、国だのみでは、だめ。