見学会報告(2014.11.22)

「茨木病院」見学会  

紅葉も盛りの11月三連休の初日、22日(土曜日)に三島支部では茨木市にある「清風会 茨木病院」見学会を企画しました。参加者は26名。

  はじめに、診療支援部統括部長の辻博文氏と、地域活動支援センター「菜の花」施設長の森山純子氏から、「茨木病院」についての概略説明を受けた後、2グループに分かれて、地域活動支援センター「菜の花」、デイケアセンター、認知症治療ユニット、病棟などをおよそ1時間かけてゆっくりと見学させていただきました。廊下や各部屋もゆったりとしたつくりになっており、閉鎖的な感じを受けない静かで落ち着いた感じの病院という印象を受けました。

  見学後は、会議室にて「茨木病院」の歴史やその取り組みについての説明を辻氏から受け、続いて地域活動支援センター「菜の花」の取り組みについての説明を森山氏から受けました。

  「認知症治療ユニット」における様々な取り組みや、「菜の花」における困難事例についてのお話は大変興味深いものでした。参加者の方々からも多くの質問があり、それぞれの質問に丁寧にお答えいただいたために、閉会予定を30分オーバーしてしまうほどの熱い見学会となりました。

  「茨木病院」のような地域との連携を大切にしている病院が身近にあることを改めて知るとともに、精神障がいに対しての私たちの知識や理解がまだまだ不十分であることを痛感した見学会となりました。

  「茨木病院」では市民に開かれた病院として、民生委員の方々など、多くの団体の方々の見学を積極的に受け入れておられるとのことでした。

 

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