Q : どんな職種の会員がいますか?
A : 福祉施設や医療機関、福祉事務所など会員の働く職場は様々ですが、「職種」もその数に比例し実に多種多様です。たとえば、高齢者や障がい者のための施設であれば「生活相談員」「支援相談員」「生活支援員」、医療機関では「医療ソーシャルワーカー(MSW)」、社会福祉協議会であれば「福祉活動専門員」などがあります。
いずれも「相談援助の専門職」であることに変わりはありませんが、呼び名は様々であり、職種によってその仕事の目的や業務内容は異なります。会員の職種で最も多いのは、特別養護老人ホームやデイサービスなど、介護保険分野で働く「生活相談員」や「支援相談員」と障がい者のための授産施設や入所施設で働く「生活支援員」です。そしてまだまだ少数ながら、独立して「社会福祉士事務所」を開設している会員も増えてきています。
介護保険や障害者総合支援法など、福祉制度がめまぐるしく変わる現在において、社会福祉士の職種は、その果たすべき役割とともに日々拡大しているのです。