社会福祉士会に入会したことで、本当にたくさんの方々と出会うことができました。その多くは福祉・医療・保健・行政の現場で活躍されている熱い思いを持った社会福祉士の方々です。業種や職種、年齢や経験の違う社会福祉士が集まり、共に学び、情報交換をしていく中で、お互いに支えあい高めあっていくことができます。各支部では、実践に即した研修会や事例検討会が実施されていてとても勉強になります。また、趣向を凝らした情報交換会なども企画され、ネットワークづくりが進められています。私は、社会福祉士会が主催する「社会福祉士実習指導者講習会」を受講し、職場で実習生の指導にあたっています。まだ社会福祉士としての経験年数が浅い中で、実習プログラムづくりや指導方法に悩み、大きな不安を感じていましたが、講習会終了後も会員で集まり、プログラムづくりや指導方法について一緒に考える中で、その不安は自信へと変わっていきました。
また、定期的に発行されている広報誌には、福祉の動向や研修会の報告、会員の随筆が掲載されていてたくさんの情報を得ることができます。
職場では社会福祉士の資格を取得している方は少なく、適切なスーパービジョンを受ける機会も充分ではないという方も多いと思います。そのような環境の中で社会福祉士会の先輩や会員からのアドバイスは何よりの救いとなります。「資格取得はゴールではなくスタートだ!」そんな言葉を改めて実感している今日この頃です。みなさんも社会福祉士会に入会し、一緒に資格と自分を磨いていきませんか。