１．２００７年度活動の概要

昨年度までは、支部活動の柱としていろいろな分野の研修を行ってきたが、毎回参加者数が２０名前後と横ばいの状態だった。そのため、研修が支部活動の大切な目的である、会員同士のネットワークを構築するという役割を果たしてきたとは言い難い状況であった。

２００７年度は、これまでの活動を見直し交流会をメインに置くことで、支部の会員同士のネットワーク作りを行うこととした。

事例検討会は昨年に引き続き行い、参加者が社会福祉専門職としての資質の向上を図るための機会とした。

２．活動内容

（１）支部会議

１０回開催
日程
４月２５日、６月１８日、７月２５日、８月２４日、９月２８日、１０月２４日、１１月５日、１２月７日、１月９日、２月１５日

（２）研修会

１回開催
参加者：４２人
第１回　　３月１６日　ドーンセンター
「心を静める２４の方法 〜対人援助におけるストレスマネジメント〜」

（３）事例検討会

４回開催
第１回　　５月１３日　　大阪市社会福祉研修・情報センター
第２回　　８月１２日　　大阪市社会福祉研修・情報センター
第３回　１１月１１日　　大阪市社会福祉研修・情報センター
第４回　　２月１７日　　大阪市社会福祉研修・情報センター

（４）交流会

２回開催
第１回　　５月２０日　　日本ライトハウス　　　参加者１２人
第２回　１１月２３日　　アクアライナー乗船　　参加者１３人

（５）その他

支部ニュース「キタ！からきた！だより」を、なにわだよりに２回同封。

３．評価とまとめ

支部の活動として、初めて交流会を行った。１回目はお茶を飲みながら、支部活動の説明やこれからの支部活動に求めることなどを話し合った。２回目はアクアライナーに乗船し、 船上から大阪の歴史や文化を考えながら、参加者同士の交流を図った。どちらも参加者が１０名少しではあったが、お互いの職場のことや社会福祉士会への思いなどを話し合う良い機会になった。来年度は、より参加しやすい日時に設定し、楽しくお互いのネットワークを構築できる活動内容を考えて、今年度よりも参加者を増やしたい。

事例検討会は、大阪北支部でスタートして３年が経った。今年度は昨年度と同様に、最初に募集した同じ参加者で計４回行った。 回数を重ねるごとに参加者同士が顔なじみになり、意見交換が活発に行われるようになった。事例検討会が、社会福祉専門職としての資質や力量の向上を図る機会となったように思う。 一方で、参加者の呼びかけ方や、司会・助言者・事例提供者を担っていただける方を、支部としてどうサポートしていくのかといったところは、来年度へ向けての課題として挙げられる。

１．基本方針

２００７年度と同様に、交流会を支部活動の柱として位置づける。社会福祉士試験に合格し入会間もない方をはじめ、これまで支部活動に参加されていない方など広く参加を呼びかけ、 会員同士のネットワークを構築することを目指す。

事例検討会も引き続き行う。これまで３年間行ってきた中で、社会福祉専門職として自らの資質・力量を高めていく必要があると感じる方が増えてきている。 そのための機会として、２００８年度も事例検討会を開催する。

２．活動計画

（１）支部会議

月に１回開催。
交流会・研修会などの計画や、支部長・事務局長会議を通しての、本部からの連絡・検討事項などを話し合う。

（２）交流会

２〜３回開催。
第１回を５月末〜６月の間に開催。２００７年度社会福祉士試験合格者を中心に、参加を呼びかける。
第２回以降は、会員はもちろん非会員の方にも参加を呼びかけ、参加者同士がネットワークを構築できるようにする。

（３）研修会

２回開催。
７月に一泊研修を開催。また、３月の支部全体会議の時には、講義型の研修を行う。

（４）事例検討会

３〜４回開催。
参加者の呼びかけ方や開催方法などを検討の上、開催する。

（５）その他

支部ニュース「キタ！からきた！だより」の他に、メールマガジンを発行。希望者に送信し、支部会議の議事録など支部の動きを伝達する手段とする。

３．支部役員体制

支部長　　岡田　明美　　オフィス　ノ・コ・ス

副支部長　　小西　寿一　　指定介護老人施設だんらん

副支部長　　柳井　政和　　柳井社会保険労務士事務所

副支部長　　三好　通裕　　特別養護老人ホーム ゆうけい創和

事務局　　坂根　匡宣　　日本ライトハウス

会計　　金本　沙也加　　大一商事（株）デイサービスセンター喜寿�U

会計補佐　　横山　裕章　　港第二育成園

監事　　杢　千秋　　NPO法人 日本福祉文化研究センター

企画委員　　岡田　和子　　NPO法人 女性と子どものエンパワメント関西

企画委員　　児山　晴美　　財）近畿健康管理センター

企画委員　　水田　則子　　上田（株）

事例検討委員　　今　恵里子　　コープ大阪病院 ケアプランセンター